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いま福島第一原発からの汚染水の流出で金融市場にも懸念が出始めているようですね
東日本大震災後、2年と5ヶ月になりますが一向に復興は進まず
今年(2013年)8月には周辺の海水に含まれるトリチウムの濃度がたったの1周間で16倍に跳ね上がるなど全く管理できていない状態


8月21日は原子力規制委員会によって「レベル3」という『 重大な異常事象 』と評価されたことから海外投資家が日本から投資マネーを引きあげるのではないかという予想が円売りにも繋がったとのことでした


せっかく今、アベノミクス効果で円安になり株価も上がってきたというところで
明らかに日本の経済の大きな足かせになっているのは福島第一原発の問題でしょう
もちろんそんな単純なものではないかもしれませんが、大きな要因になっていることは否定できません


そのことはウォールストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、ファイナンシャル・タイムズなどの大きな雑誌社にもとりあげられています


東京電力福島第一原発事故は地震+津波によるものではあるものの
それ以前の設計段階、監視体制なども含め
もっと深い部分、会社としての体制・気質など人間の心の部分に大きな問題があると言わざるを得ません


やっと今、政府が主導すると立ち上がってくれましたが
例の「 凍土 」による解決方法も素人目でさえ効力があるようには見えませんが、、、そこに国民が収めた税金470億円がつっこまれるという話・・・


これでもまだ原子力発電が最もローコストだなどと言ってる人がいるのが不思議でなりません